2012/12/20

気がつけば20年目。

今日自転車に乗って走っている時に、ふと気づきました。

もしかして今日は

私がこの島に来て20年めの日?


1993年12月に私はこの島にやって来ました。

その日の関西空港は雪がぱらつき、初めての飛行機に乗る1歳にも満たない娘を気遣いながら
2時間半ほどのフライトを終えて降り立った、当時花笠の形をしたこの島の空港周辺は
むっとする湿度とびっくりするほどの気温に包まれていました。

住まいになる場所までどこまで走っても草ぼうぼうで
あとでそれがサトウキビだと教えられました。

周りに済む地元の人は寡黙で目つきも鋭く、言葉も通じにくく
よそ者に対して決して友好的でも無く

保育所も「ナイチャー(本土出身者)」だからと申し込みを後回しにされ
仕事も全然決まらず知り合いも全く居ないこの異国のような場所で

半年は毎日毎日、帰ることばかり考えていました。

元々、前の連れ合いの仕事の都合で半ば強引に来させられたこの島に
それまで培ってきた仕事や生活を全部捨ててこなくてはいけなかった自分のココロが

この島に寄り添うようになるまでに、半年以上かかりました。


20年。
気づけば20年目に突入です。

あの頃1歳になってなかったムスメは来月成人式を迎えます。
当時、コンビニどころかきちんとしたスーパーは一社しかなく
今以上に不自由な生活だったのが

今は本土の地方都市にも匹敵するような機能を備えた島に
なりつつあります。

20年。
生まれ故郷よりも長い年月、この地に留まり
ずっとよそ者の眼でこの島を見つめてきた私は

今日は何だか感慨深く、島を一周することが出来ました。

色々な想いを抱かえたまま
それでも、これから先も、きっと私はこの島に住んでいるんだろうなぁと
そんな事を考えながら。


ありがとう、宮古島の神さま。

色々あったけど、今は本当に幸せな日々です。


CA3K0672.jpg

来間大橋。
この橋は平成7年、私達が来た2年後に落成しました。
晴れ着に身を包んだ来間島の住人の皆さんが、道いっぱいに橋を渡り初めした日のことは
今でもしっかりと覚えています。


CA3K0673.jpg

昨日オープンしたマクドナルド。

私が来た時には絶対想像すら出来なかった、「この島にマックがオープンする日」が
まさか本当に来るなんて。



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島の暮らし | Comments(4) | Trackback(0)
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