2013/03/24

続ける理由。

ストロングマン大会まであと4週間。

例年、この時期はそれまでの練習の疲労がMAXなのと(いや大した事はやってませんが(;・∀・))
そろそろ大会への不安が募ってくるのとで
心身共に多少不安定になってまいります。

何年経っても慣れないもんです。


ここ数年感じるのは、後から始めた仲間たちが
めきめき早くなり強くなっていき
それを横目に見ながらの、我と我が身の変わらぬ鈍足ぶり。

元々自他共に認める運動音痴であり
33歳を過ぎてから始めたトライアスロンではありますが
それでも、似たような条件下で始めた仲間が
どんどん早くなっていくのを見ていると
時々ココロがざわつく事も、まぁ無きにしもあらず。

毎年、それでもこの島で開催される強人レースに
なぜ挑戦し続けるのか。
この時期になると、やっぱり、きちんと思い出します。

“続けたくても続けられなかった人たちのために”


その中のひとり、中條さん。

本土在住の、素敵な女性でした。

トライアスロンに毎年挑戦しにきてくれたり
ワイドーマラソン走りに来てくれたり。
年齢は私よりもだいぶ上でしたが、とってもパワフルな女性で
心から大会を楽しむ、その姿勢が素晴らしくて
よく来島した時は一緒にお酒を頂いたものでした。

たくさんの恵まれない犬達を引き取り
里親になっていたり、心優しい方でした。

「いつまでも、一緒に走ろうな!」
「こちらこそ、いつまでもよろしくお願いしますね!」


そんな会話を、飲むたびに交わしていました。


しばらく来島の噂を聞かないな・・・と思いつつも
忙しさに取り紛れていたある日
彼女の娘さんからお手紙をいただきました。


“お引越しのお知らせ”


「え?!もしやこの島に引っ越してくるのかしらワクワク!」などと
脳天気に封を切って読み進めた私の眼には
信じられない文章が飛び込んできました。


がんで闘病していたこと。
闘病中の事は誰にも報せないで欲しいと言っていたこと。
最期まで果敢に戦い、そして“お引越し”を果たしたこと。

それでも最期まで、私の住む島と島の人たちのことが大好きで
いつか必ず戻ってきたいと言い続けていたこと。


彼女がお引越しをしてから、もう10年以上経ちます。
それでも、4月にはきっとこの島に帰ってきて
私の背中を押していてくれると、毎年信じています。

彼女が私の走る姿を楽しみにしていると思えばこそ
私は今年も、来年も
そして自分が続けられる限りはずっと
毎年ちまちまと苦悩しながらも


きっと続けていられると信じます。

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トライアスロン | Comments(2) | Trackback(0)
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