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2018/04/26

これこそが、私のレース。

というわけで、4月22日(日)
第34回全日本トライアスロン宮古島大会を無事に完走致しました。
例によって備忘録をつけておきます。

去年の夏から精神的に落ちに落ちまくり
例年こなせていた夏のトレーニングがほとんど出来なかったけど
後半は地元の若いトライアスリート達の力を借りて
何とか元気を取り戻せた分、
本番前にはどうやら上手く行きそうだというところまで
心を持ってくることが出来ました。

そう、トライアスロンは私にとっては
心のスポーツです。
心が伴っていないと上手くいかない。
長年出場していますと
その度に様々なトラブルが起こるのが
負の経験として心に残ると
どうしてもそれが足かせになってしまいます。

それをうまく拭ってくれたのが
今年初出場を始めとした、地元の選手たちでした。

早朝、まだ暗いうちから集まって海で泳ぐ。
呼びかければ食らいつくように一緒に練習に打ち込む。
そんな彼らのひたむきさに、今年は本当に助けられました。

当日の朝の海は穏やかで
海の向こうに虹がかかっていました。
「今日は良い日になる!」と確信した瞬間、スタートの号砲が鳴りました。

去年何度も頭を沈められ本気で溺れたトラウマで
今年はとにかく安全にスイムを泳ぎきりたかった。
2周回になり、誰にとっても初めてのコースで
不安はいっぱいでしたが、何とか良い位置取りに成功し
様子見の1周目をクリア。
2周目は1周目よりも早いラップで泳げましたが
安全第一だったので、とにかくリラックスを心がけて1時間4分でスイムアップ。

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笑顔が「今年は溺れなくてよかった!」を物語っています

バイクも引き続き安全運転で。
宮古島大会においてはいつも、私は練習よりも
大会当日の方がゆっくりです。
長い一日、とにかく確実に完走を目指すために
決して無理はせず、終始笑顔をたたえるよう心がけます。

東海岸沿いの向かい風にはなかなか苦しめられたし
湿度90%超えの蒸し暑さも閉口しましたが
条件は皆同じ!!
気を遣ったのは、補給食のゴミを落とさない事と
エイドと声援には必ず「ありがとう!」と返事をすること。

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安全運転に徹したバイク、6時間22分でフィニッシュ。

残るはランだけ。
最初の5kmは全然走れなくて不安になりましたが
この蒸し暑さの中、風の抜ける郡部まで行ければ何とかなる!と
我慢して走ります。
ようやく走りが落ち着いてきた頃、シューズに異変を感じました。
靴紐が何度縛っても緩んでくる・・・
そして、10kmを過ぎた頃から
両方の足の裏に、マメが出来ている感覚が。
しまった…
これは想定できる事態を予測して準備しなかった、自分自身のミスです。

でもここで痛みに支配されたらどんどん負の感情にとらわれてしまうので
ここで声を出して言ってみました。

「こいつは面白くなってきた!!

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折り返しまで見知った顔がどんどんやってきます。
その度に、合言葉に決めた

「必ず、ゴールで!」の掛け声とともにハイタッチを交わします。

どの選手も辛い。
どの選手も苦しい。

でも、その先には何がある?
そしてそれを私は知っているはず!
そして、そこに行けるだけの練習は
私はちゃんと積んできた!!

痛くて辛い時ほど笑顔を作りました。
不思議なもので、口角を上げるだけで気持ちも上向きになります。
そして、私にとっての今までの練習は
速さを求めるものではなく、ここで笑顔で走るだけの強さを養うためのもの。
こんなに長い時間沿道で応援してくれたり
ボランティアで頑張ってくれる人たちに
報いられるのが“笑顔”だと知っているからです。

今年は一度たりとも
「完走できないかもしれない・・・」と言う不安は感じませんでした。
残り時間を考えて、休んだり歩いたりする余裕がありました。

でも、残り7kmの辺りで
吐き気に苦しめられ始めた時はさすがに苦笑。

「これ、去年も同じ目に遭ってるよなぁ

何を飲んでも、それ以上に戻してしまいます。
もういっそ補給するのは諦めよう、と決めて
歩いたり走ったり。

「まだ、心は折れていない!」

しつこく笑顔で。でも暗くなってきたので笑顔を切らしがちにしてたら
友人の一人に「きつそう」と言われてしまったので反省。

ようやくあと1kmに迫った時
「もう終わっちゃうんだ・・・寂しいなぁ」という感情が湧いてきたのには
自分でもびっくりしました。

そして
なんとか

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いつもの、眩いゴールを迎えることが出来ました!

13時間27分。
制限時間3分前。

人は遅いというでしょう。
待ちくたびれさせてごめんなさい。

でも今年は、「これぞ、私のレース」
と思える大会になりました。

私にとっては、早い遅いではなく
ましてや誰かとの競争でもなく

この日一日、島を挙げて
走っているワタシを褒めてくれる島中の皆さんに対して
心からの感謝を、全身で捧げるレース。

それが出来た事に、心から満足です💕

大会に関わって下さった全ての皆さん。
本当に、本当に有難うございました。

また来年も頑張ります!
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