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2009/09/29

多良間の八月踊り ?塩川の巻

オジサン達が「どっちの会場で降ろしてあげるか?」と言ってくれたので
「どっちでも良いよ、近い方へ!」とお願いしました。

多良間の八月踊りというのは3日間開催されます。
最初の2日間は二つの集落で交互に開催され、
最終日の今日は、二つの集落で同時に開催されるのです。
なので今日はあっちへ行ったりこっちへ行ったりして
二つのお祭りを掛け持ちする形になります。

連れて行ってもらった先は“塩川”でした。

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祭りは午前10時過ぎから始まりますが、フェリーが着くのがちょうどその頃で
最初には間に合わないかと思っていたのですけど
ちょうど始まるところでした。よかった!


まずはお供えのお酒を入れた甕をかたどったものを奉納し CA331125.jpg

CA331124.jpg その後は獅子舞を奉納します。


そして「総引き」と呼ばれる、今日の出演者が一堂に介し
舞台を練り歩く、いわゆる幕開けが開催されます。
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「二才(ニセー)」と呼ばれる、いわゆる若者踊りの演者。

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民族踊りと呼ばれる農民の踊りの演者。

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「豊見親(トゥーミャ)」と呼ばれる昔の首長の演者。

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「女踊り」(昔は士族の男子が踊っていたそうです)の演者。

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「長寿の大王」(一族繁栄を祝う踊り)の演者。

琉球舞踊の流れを汲む独特の足運びで、さほど広くない舞台を
ゆっくりと練り歩き、演者を紹介していきます。

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そうかと思うと、「ヨウイシー」と呼ばれる木こりの踊りの演者も現われます。
まさに古典踊りと民族踊りの融合です。

CA331137.jpg

そして「棒降り」の演舞を奉納し

余興として「集落の長寿爺さんの紹介」と称して
お爺さんに扮した演者が、たくさんの孫を引き連れ幸せに暮らしている様を演じます。

CA331134.jpg

他の踊りが粛々と進むのに対し、「狂言座」によって時々口直し的に挿入される余興は
とても粋で愉快です。
このお爺さんも首から「105歳」のプラカードをぶら下げ、
時々咳き込み杖を持つ手が震えながらも、舞台の周りに群がる子供たちに
お菓子を分け与えながらヨタヨタと進む姿で拍手喝采を浴びていました。

この後はそれぞれ踊りと組踊(歌舞伎のようなオペラのようなもの)が行われますが
驚くべきはこの演者、全て普通の島民である事です。
普段は小・中・高校生であり、農業をやっている普通の方々が
練習を積み重ねこの日に備えます。

元々、重税を無事に納めたお祝いの奉納祭りなのですが
今でも決して裕福ではないこの島の人たちが
如何にこの行事を大事にしているかがひしひしと感じられます。

CA331120.jpg

ちなみに、こちらは「スタフ座(仕度座)」と呼ばれる裏方。
野外で行われる舞台なので、裏方も丸見えです。

この後も踊りが延々と夜まで続くそうですが(プログラムはこんな感じ。超盛りだくさん!)
今度はもう一つの集落「仲筋」も観てみたいと思います。


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島の暮らし | Comments(6) | Trackback(0)
Comment
あでやかですね
写真をひとつひとつ拡大してじっくり楽しみました。
一日腰を下ろしてじっくりみてみたいですね。
あ、飲んだり食べたりはダメなんでした。

明らかに着物の色遣いが鮮やかで違いますね。
鹿児島でも若いハンサムを「よかニセ」って呼びます。
同じなのかな。

参加するほうも楽しそうです。
お祭りでも運動会でも参加するのが好きです。

支度座は娘を夏祭りの八木節踊りに参加させた時のお化粧を思い出しました。
女の子は白塗りして赤い紅をさすとほんとかわいらしくなりますよね。
競演
3日かけて交互→最終日は同時、
とは祭り三昧ですね。

昔の首長の姿は「トリック」なんかに
出てきそうです。
これはストーリーを知っていた方が
絶対に楽しいですね!

元々は重税を無事収めたお祝いの祭りなんですね。
私にあてはめると、
確定申告の後、呑みに行くようなものv-8(失礼しました…)

★ミルクさんへ
レス遅れました!ゴメンナサイ~

それが実は近年は飲食しながらの観劇もOKらしいです。
それどころか、集落の世話人みたいな方が
ヤカンに熱いお茶を持って廻っていて
観客に振舞ってくれていました。(^o^)丿
暑い野外で熱いお茶、ってところが粋なんだよなと
汗かきながら美味しく戴きました♪

鹿児島の「よかニセ」、知ってます!
きっと同じ意味合いで使うんでしょうね。
かつては鹿児島の属国だった時期もあったらしいので
もしかしたら鹿児島の言葉がルーツだったりして。

女の子の白粉に紅、ホントに可愛いですよね。
娘さんもさぞ可愛らしかったコトでしょうね~v-9
多良間では出番の終わった子達がお化粧顔のままで
普段着に着替え、観客席で他の演者の踊りを
見つめていたのがまた可愛らしかったです!
★ウグイスキナコさんへ
レス遅れましてv-13

多良間の八月踊りは、いつか全部観てみたいです。
夜まで踊りが続くらしいんですが、最後にも「総引き」をやって
演者が舞台を練り歩いた後宴会になるんですって!
無礼講なので混ざったら楽しそうだと思いませんか?
2泊3日、いえ3泊4日で祭り三昧したいです♪

全然関係ないけど、映画の「トリック」なら
実は私の島でロケが行われたそうです。 ( ̄m ̄*)

昔々、先島地方と呼ばれる離島は何故か
「人頭税」と呼ばれる非常に過酷な重税が課せられていたらしいです。
今度ご紹介しますが、その石の高さに身長が伸びたら
「正人」と呼ばれる大人扱いになり、
朝から晩まで働きづめで穀物や織物の税を納めないといけなかったそうです。
そんな過酷な労働からようやく解放されたら
そりゃー3日間ぐらいは遊びたいですよね!
いえいえ、現代の私達も
一仕事終えたらパーッと飲みに行ったりする事で
プチ八月踊り気分が味わえる…かも?v-7
トリックのロケ地?
に喰いつきました。
もしかして、片平なぎさがインチキ霊媒師をやってたやつですか?
「よろしくねー!」ってやつ?

「プチ八月踊り」
気持ちは分かります。
私もたくさんかかえた決算が終わった後は、
死ぬほど飲んでパーっと弾けてます。

ほんとの「八月踊り」は重税に苦しむ人たちが
無事今年を乗り切れたことを祝う舞だったんですねー。

★ミルクさんへ(その2)
そうそう、それです!
で、仲間由紀恵が実はこの島出身の祖父母を持っていて
軽トラで従兄弟と走っているのも目撃したりしてました。
実は意外と色んな映画のロケが
この島で行われていて、芸能人も結構来てるらしいです。

昔の人ほどの重税では無くても
今だって山ほどの仕事抱えてると
やっぱり終わったら「いやっほ~~!!」ってなって
弾けたくなりますよね。

あ。
うちも決算だった。
それこそこれから税理士事務所さんと
延々と打ち合わせが続くんでした。。・゚・(ノД`)・゚・。

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